試合レポート

全英オープン2019

今大会は年間3大会行われるワールドツアーシリーズ最上位のSUPER1000の大会です。また最も歴史と伝統のあるトーナメントということもあり、世界のトップ選手がすべて参加しハイレベルな戦いが繰り広げられました。

女子シングルスの山口選手は第4シードで登場。前週のドイツオープン優勝の勢いを維持し、1回戦はスペインのBeatriz CORRALES選手、2回戦はデンマークのMia BLICHFELDT選手のヨーロッパ勢に2-0で快勝して準々決勝に進出。

準々決勝では中国のHE Bingjiao選手と対戦。1ゲーム目は序盤は競り合いますがそこからは山口選手のペースで試合が進み、21-16で奪います。2ゲーム目は終盤に19-17とリードしますが逆転で19-21で奪われて今大会初めてファイナルゲームにもつれます。ファイナルゲームは序盤は相手のスピードあるプレーが冴え1-5とリードされますが、すぐに追いつき1点を争う展開で10-10まで進みます。そこから少し疲れの見えてきた相手に対して、山口選手が主導権を握り7連続ポイントをあげるなどして突き放し21-12で奪い2-1で勝利しました。

準決勝では世界ランク1位で2連覇中のTAI Tzu Ying選手(台湾)と対戦。昨年は決勝で対戦して0-2で敗退した相手です。試合は1ゲーム目をTAI選手、2ゲーム目を山口選手が奪いファイナルゲームにもつれますが、開始から8点連続失点を喫するなど、大量リードされ8-21で奪われ1-2で敗退しました。

一昨年は3位、昨年は準優勝。今年は悲願の初優勝を目指しましたが惜しくも第3位という結果でした。

応援ありがとうございました。

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