第74回全日本総合バドミントン選手権大会
真の日本一を決定する国内で最も伝統と権威のある全日本総合が行われ、2年ぶり4回目の優勝を目指した山口選手でしたが、惜しくも準優勝という結果でした。
コロナウィルスの影響で今大会が今年の唯一の公式戦となりました。第1シードでの登場となった山口選手は1回戦から準決勝までは全て2-0の危なげない試合運びで勝利。決勝ではライバルの奥原選手(太陽ホールディングス)と対戦しました。
1ゲーム目は山口選手が持ち前の攻撃力を活かして序盤から試合を有利に進めます。11-11で追いつかれそこからは接戦となりますが21-17で振りきって奪います。
2ゲーム目は序盤は1ゲーム目同様、山口選手が攻め、奥原選手が守るという展開で接戦となりますが、中盤から山口選手にミスが目立ち始め14-21で奪われます。
優勝のかかったファイナルゲームは山口選手が開始からスピードを上げて攻め込み8-2と6点のリードを奪いますが、奥原選手も懸命の粘りで対抗。少しずつ点差を縮められ13-13で追いつかれてしまいます。そこからは一進一退の攻防となり18-20と奥原選手がマッチポイントを迎えます。山口選手も長いラリーを我慢して20-20で追いつきますが、20-22で突き放され敗退しました。
女子ダブルスでは昨年初めてベスト4に進出した志田・松山ペアは初優勝を目標に今大会に挑みました。第4シードから順当に1、2回戦を突破した志田・松山ペアは準々決勝で櫻本・高畑ペア(ヨネックス)と対戦。昨年も準々決勝で対戦し2-1の大接戦で勝利しましたが、今回はファイナルゲームで20-16と勝利まであと1点という所から追いつかれ逆転で21-23で敗退。昨年から一歩後退のベスト8という結果でした。
また、混合ダブルスで保木(トナミ運輸)・松山ペアがベスト8、小林(トナミ運輸)・志田ペア、小林(ジェイテクト)・小野ペアが2回戦敗退。の仲井選手と小野・福本ペアは1回戦敗退という結果でした。
応援ありがとうございました。